こんなワクワクするような製品を作ってくれる会社が,もっと日の目をみるように,ぜひ。
quote:マックワールド・エキスポでもっとも興味深い製品の数々は,キーノートではなく会場のフロアで見受けられた。パワーマックG4・G3の筐体前面にファイアワイヤー・USBポートをつけてくれるスイート・マルチポート,iSightのカメラにはめて照明となるサイトライト,マックを高機能の留守番電話にできるPhlinkなどだ。
いまさらな話だが,今年のマックワールド・エキスポは新しいハードウェアの発表もなく(iPod miniはあったけど),7年前のギルバート・アメリオ氏の基調講演以来のつまらなさだったとも云われる(The Registerの記事)。でも,毎年恒例のTidBITSの,会場からピックアップした商品はどれもワクワクさせるものがそろっている。これらがあれば,基調講演がつまらなくても大丈夫。これらがなくなったときは,たとえアップルが元気だったとしても,マックの終わりのときだ。2年前には,パワーメイトがあったが(過去記事),今年は。
↑にあげたものは全部ステキだけど,特にPhlinkはすごそうだ。USBで電話回線に接続し,相手によって留守電メッセージを変えることもできるし,電話をかけている人は番号を押してアップル・スクリプトを実行することもできる。つまり,電話をかけて番号を押せば,ファイル共有を開始したり,サーバーを再起動させたりもできるということ。また,録音したメッセージは低ビットレートで圧縮し,自動でメール添付して指定アドレスに送れる,なんてこともできるらしい。すごい。日本語版が出てくれないかな。あと,サファリにすっかりお株を奪われてしまったオムニウェブが,強力進化するという記述も楽しみなところ。もっともっと,マックは楽しくなる,アップルではなくこれらの会社によって。
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